鷹の爪の垢を煎じて飲む ~sideR~

群馬県の片隅から書き綴る、軟らかめのブログです。「R」には鉄道の“R”ailway 、福岡Yahoo!Japanドームや西武ドーム、クリネックススタジアム宮城での“R”ight stand .....といった意味が込められてます。堅めのブログは「sideL」にて。

脱・精神医療

暫くいじってなかったこちらのブログですが、久々の更新となります。
少しづつでも、やはり書ける時に書いておくのは大事かな、と。
でなければ、はてなに払ったお金が勿体無いですし(笑)

さて、過日ですが私のTwitterタイムラインに、以下のツイートが公式リツイートされておりました。

木下友和 @masa_toku

脱・精神医療CM[1](30秒)http://youtu.be/OUSS4gKRkLk?a 抗鬱剤を処方された後に自殺した人が世界に6万3000人いる。[2](50秒) http://youtu.be/-7cQQQQB_Sc?a 副作用に躁病、攻撃性の増大、敵対心、精神障害、殺人衝動などがある。学校銃撃犯8人が服用。
 https://twitter.com/masa_toku/status/220675636115668992
※[1]、[2]は原文では「まる1」、「まる2」

Youtubeが一緒にリンクされておりましたけれど、屈託のない笑顔を見せる少女が、後に首吊り自殺でこの世を去ってしまうとはにわかに信じがたい内容のCM(この場合は意見広告か)動画です。

実際、抗鬱剤をはじめとする薬物治療中心の精神医療には多くの問題点をはらんでいる、と以前から言われ続けています。
しかし現状、薬物治療中心が改まる気配がないのでは・・・・・・とも感じざるを得ないのが正直なところです。

医者が病気を作った?

「精神医療 問題点」でGoogle検索をかけてみますと、トップに「精神医療の問題点〜仮福真琴の精神科医は嘘だらけ」のサイトが登場します。
その中でも特にこの項目↓が目を引きました。

 よく作ったね。精神障害・・・
 http://karifuku.digit-01.com/psycbust/psyc_0801260028.html

一読いたしますと、本文中に

“一見してどういうものなのか分からないでしょう…彼ら自身でさえも…。そうなんです、「よく分かっていないのです…」”

とありますが、この一文こそが率直な気持ちを示していると言えましょうか。
そして最後の一行の

“そしてこれらが患者を「治癒」にもたらすことができるのは、わずか0.06%に過ぎません。”

に、唖然・・・・・・・・・・・・。
1%にも達していない。治療のつもりが治療になっていない。
さしずめ“出口のない海”とでも申しましょうか。

出口のない海”から抜け出すには・・・・・・・

先日、実妹の3回忌法要が執り行われました。
実を申し上げますと、妹は仕事面からくるストレスにより精神疾患を患い、数年の治療の末自ら命を絶ってしまったのです。
この時にどの位薬が処方されていたのか、当方はあまり把握していなかったので詳しくは知らなかったのですが、この事にもう少し関心を持っていれば精神治療以外の面からもアドバイスできたのかも知れないのに・・・・・と思うと、今でも悔やまれます。

精神医療の当事者であろうとなかろうと、今現在の精神医療の実態にもっと関心を持ち、薬頼みの現状からの改善を働きかけていくことが大事なのではないのだろうか、と私は思うのです。

(2012.7.26追記 CM動画を追加しました)