婚活セミナー
先日(12月2日)のことですが、群馬県の東の端に位置する某町にて行われた『婚活必勝セミナー』に参加してきました。
町の青年商工会が企画、著名な講師を呼んでレクチャーするもので、昨年も実施されていたとのこと。
私自身も今まで婚活に取り組んできましたが、これまでの事を見直すいい機会だと思い、参加に至りました。
セミナーでこの時レジュメが用意されていたのですが、ざっと一読いたしましたところ、この手の話はネット上で検索すればいくらでも転がっている内容であり、新味など感じられないなぁ・・・・・と、正直思ってしまいました。最初のうちは。
ところが・・・・・いざセミナーが始まり、講師によって項目ごとに解説が入る。
そうして聞き入っているうちに、最初に自分が感じていた事は間違いだったことに気付く。
レジュメに記されていた内容は決して“陳腐”なものではなく“王道”そのものである事に。
そのぐらい、自分にとってはある意味“衝撃的”なセミナーであったように思います。
マッチング・セオリー
さてこのセミナーにおいて、印象に残ったのがいくつかあるのですが、その中でも
「1対1の状況を作りやすくする」
「男性側から積極的に話しかけるようにする」
「マッチング・セオリー」
これらは特に私の印象に残りました。
例えば、婚活パーティで異性と出会ってカップルとなる場合、以下のような流れになります。
出会い→1対1→カップル成立→デート(1回目)→デート(2回目)・・・・・・・
カップルが長続きするための秘訣は「前へ前へと進む」ことなのだとか。
これが長続きすれば、ゆくゆくは「所帯を持つ」ことへと発展するのですが、一連の流れでも途中でつまづいてしまうと、当然長続きなどしない訳で。
1対1の状況に持ち込んでカップルになったはいいけれど、すぐさま(メールなどで)連絡を取らなかったりするとやがて自然消滅へ・・・・・・
“長続きしない理由”はちゃんと存在していたのですね。
また、パーティで「1対1の状況を作り出す」ようにするためには「男性側から積極的に話しかける」ことが重要とも。
パーティの場においても、女性の側から積極的に話しかけるケースはあまりないのだそうです。
だから男性側が積極的に行かないとダメなのだとか。
それも「とびきりの美人」に向かうのではなく「自分に合いそうな人、近そうな人」に向かうのが良い、と。
一通り会話をしてみて、何らかの共通点を見いだせれば、それをきっかけにして会話が続くようになります(これを「三交関係」と呼ぶ)。
共通点を見いだせること、そして「共感力を上げる」こと、これらはパーティの場において訓練しないことには、それぞれの力が向上しないのだな、と感じました。
そしてマッチング・セオリー。
これは「カップルが交換しあう価値」のことで、以下の6つが挙げられます。
1 外見、身体的魅力(外見での印象「人は見た目が9割」)
2 物、お金(金銭感覚)
3 サービス、愛情(愛情表現、家事の共同分担も含まれる)
4 情報(出身地、居住地・趣味・特技等)
5 相手からの自由度
6 地位
この6つの価値を、カップルの間で共有すること。
これについては本当に大事なことで、強く共感できるなぁ、と思いました。
なるほど、これらのことがきちんと共有されていれば、当然カップルは長続きする。
一種のメカニズムでもあるんですね、これは。
婚活での“敗因”がわかる
さて、セミナーを通して「婚活におけるメカニズム」が分かると、おのずと自身における婚活での敗因が分かってしまうのが、何とも不思議であります。
今までの活動を振り返ってみて、敗因が分かってきただけでも、セミナーに参加した意義は十二分にあったような気がいたします。
実を言いますと、周囲から“積極的にどんどん異性に出会っていけ”と言われ続けていたのですが、正直な話、心の中では“そんな非効率な事を・・・・・・”と思っていた時期が、つい最近までありました。
しかしそう思う事は間違いだった、という事に改めて気付かされる。
ちなみに婚活で上手くいっている人は、月に4回は出会いの場を作っているのだとか。
それだけ「1対1の状況を作りやすく」しているのですね。
このセミナーで学んだ事を踏まえて、今度の日曜(12月9日)に婚活パーティへと臨むのですが、はてさてどうなることやら。
まずは、出来ることを確実にやっていきたいと思います。